神戸新聞に掲載されました!
猫の保護や里親探しに取り組む保護猫カフェ「まーぶるかふぇ」(兵庫県高砂市神爪1)が月に1回、子ども食堂を開いている。地域の小中学生らが集まり、猫と触れ合いながら思い思いに過ごす。
現在は20匹がおり、利用者は30分400円で猫と触れ合えるほか、猫がいる部屋とガラスで区切られた飲食スペースで、軽食もできる。希望者は、猫を引き取るための手続きをする。
子ども食堂の利用は無料。毎月、小中学生を中心に20人ほどが訪れる。料理の準備をしている間、子どもたちは猫にえさをやったり遊んだりして過ごす。
運営には近隣の飲食店が協力し、食材の一部も提供する。加古川市で日本料理店を経営する迫田美樹男さん(49)が調理を手伝い、手巻きずしやそうめんを作る。近くの食パン専門店に規格外品のパンを提供してもらい、サンドイッチを並べたことも。
食堂は9月3日で19回目を迎える。当初は不登校だったが、食堂に通いながら心を開き、学校に行くようになった中学生も。村田さんは「悩みを抱える子に、寄り添ってあげられる場所にしたい」と話す。
子ども食堂は第1火曜午後4~6時。同カフェTEL080・4020・8835
[神戸新聞 2019.8.31. 記事は一部抜粋]